練馬区リフォーム 猛暑と結露対策に補助金を使って二重サッシを施工
練馬区のS様邸で二重サッシの工事をさせて頂きました。
S様は20年以上前からの旧客様で、折につけ住まいのご相談を頂いていますが、今回はテレビで「住宅省エネ2025」の制度を知りお声がけ頂きました。
今年中であれば窓や壁の断熱を含む、エコな設備等について国から補助金が降りる制度です。
それにプラスして、東京都であれば「クールネット・東京」という都の制度も重ねて使えます。クールネットの方は基本的にお客様自身の申請になるので、多少の手間はかかりますがぜひチャレンジして頂きたいところです。
さて、工事の様子です。もともとのサッシ。
見て分かる通り、窓枠の奥行きが浅めでした。今回使うリクシルのインプラスという二重サッシは設置に7㎝ほどの奥行きが必要です。
そこで窓枠をふかす(足す)工事も行います。もとの窓枠の内側に乗せるような形で、ぐるり四方に枠を足します。
四方に枠を付けたところ。この内側にインナーサッシを取り付けます。
逆光で見えにくいですが、枠の内側にインプラスの枠を付けて行きます。
四方に枠が回ったら、サッシ(障子)をはめ込んで完成です。今回は高性能のLow-eガラスを使用したので、助成額の大きい「先進的窓リノベ」制度に該当します。
掃き出し窓を含む5窓分でしたが、お昼過ぎまでには完成しました。
ご相談頂いたのは5月頃でしたので、暑さより冬の結露がひどいとおっしゃっていたS様。確かにあちこちの窓に水滴受けが付いていました。
その後のお話を聞くと、明らかにエアコンの設定温度が高くなったので夏の暑さにも効果があったとおっしゃって頂きました。
こうも猛暑が続くと内側からも外側からも対策が必要ですね。今年も後半にさしかかり、国の補助金の方は残高が心配になってくる頃ですが、クールネット東京は来年3月までの制度です。
申請に必要な写真や性能証明書などの資料はこちらでご用意できますので、お調べ頂ければと思います。
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