久しぶりの勉強デー

先日、3年に一度更新しなければならない建築資格の講習に行って来ました。

この講習がなっかなか厳しいのです。朝から一日ビデオ講義をうけたあと、最後にテストを受けて終わります。忙しそうな方もいて休み時間のたびに廊下でトラブル処理に追われている姿もお見かけしますが、1分たりとも次の授業に遅れたら講習を受けたことにはなりません。

「以前妊婦の方でお腹が張ってしまったので少し休憩した方がいましたが、その場合もだめでした」など、とにかく例外なくダメなんだ、と釘をさされます。

たしか構造設計偽装事件などをきっかけにこの方法に変わったのですが、失われた建築業界の信頼を取り戻したい!という気概が伝わる講習です。

 

さて、テストといってもテキストを見ながらで良いのですが、何せ広範囲。これは眠いなどと思ってるヒマはないと途中で気づき、栄養ドリンク飲みつつ乗り切りました。

周りを見渡すと色々な授業の受け方があるもので、腕組みをしながら画面を凝視してる人、ひたすら付箋を貼ってる人、アンダーラインがカラフルで美しい人など色々。ちょっと学生気分に戻ります。

 

そんな中私のテキストは

難しいことは擬人化しないと頭に入りません。昔から教科書はこうなってたな~

 

しかしながら年を取ると、建築法が改正されるきっかけとなったあの事件やあの事故も「歴史」としてではなく実際のニュースとして知っています。人ごとではなく、リアルな「人のする失敗」なんだと感じます。

先日もマンションの地下駐車場で、消火設備の誤作動の悲しい事故がありましたね。二度と起きないよう、せめて次への糧にしていくよりないのですが、ほんとに色々な落とし穴があるものです。なるべく想像力を働かせなければと思わされました。

 

唯一のお楽しみはランチタイム!
地下の食堂街をアナウンスされても、ひとり最上階へ向かいます。

3年後もこれを楽しみに受けると思いますが、この景色を眺めながらゆったり1000円ランチが食べられることは他の人に知られたくないな~と思っています!

 

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