杉並区賃貸リノベ配管工事へ
賃貸向けリノベの続きです。
お風呂やキッチンに通じている水道管を機器と切り離して漏れないように処置した上で不要な管を撤去したら、新たな配管は床や壁ができる前に配置しておかねばなりません。
イマドキの管材とは、架橋ポリエチレン管という樹脂管です。
架橋(かきょう)って聞きなれない言葉ですよね。
普通、ポリエチレンの分子はまっすぐ並んでいるのですが、科学的にこの分子と分子を橋渡ししたような形にすると網目のように結ばれた構造となり「架橋ポリエチレン」と呼ばれる素材ができるわけです。
分子同士の強い結束が材料の強度を高め、耐久性もアップするのです。
(一般的な給水給湯設備の場合30~40年ほどの耐久性があるようです)
お水が青、お湯が赤のカバーがついています。
排水はグレーの塩ビ管です。
こうした配管系統は、床や壁が仕上がって閉じられてしまったら、おいそれとは触れませんから、職人と図面を確認しながら間違いのないように進めていきます。
集合住宅は漏水などがあってはたいへんです。
リノベーションは工事がスタートすると、場面ごとに神経をつかいながら工程を監理していきます。