杉並区RC住宅 Rがついた変形の部屋を使いやすいWICにリフォーム

RC造の自社ビル内に住まいがあるS様。隣接した賃貸棟のマンションリノベーションのあと、ご自宅のリフォームのご依頼を頂きました。R(曲線)のついたモダンな外観のビルなのですが、それはつまり内部にRの部屋が出来るという事。

S様邸のR部分にあたる部屋は和室横の収納で、三角形の物入れ+細長い納戸のやや使いづらい空間でした。

BEFORE 三角の収納 納戸 BEFORE

 

今回は和室を畳からフローリングにする工事のタイミングで、細かく分かれていた収納をまとめたWICにします。解体するとこんな空間が現れました。

Rの収納 解体後

 

床下地は既存の形に合わせて曲線にカットします。

Rの床下地   Rの床下地2

 

ベニヤを曲げて壁に張り、外周に合わせて角度を付けながら棚を造作します。

Rの壁にクローゼット棚

 

 

床材はお手入れと施工性の良い木目調のクッションフロアー貼りにしました。隣接する和室は無垢のフローリングにしましたが、見た目に違和感はありません。

Rの床 CF張り

 

 

完成後。壁に沿った棚やパイプで構成した内部は見渡しやすく、収納しやすい空間になりました。

納戸 AFTER

 

入口の上部にも棚を設けて収納量を増やしています。

引戸の上にも収納棚

 

入口は2枚引戸にした事で大きく開口出来るようになりました。風通しも良く、物の出し入れも楽になります。

納戸2枚引戸を閉めたところ  納戸2枚引戸を開けたところ

 

思いのほか居心地が良くなったWIC。衣装ケースを上手く取り入れて綺麗にお使い頂くだけでなく、窓に面した棚は急遽ご主人様の書斎コーナーになりました。

納戸収納 AFTER  納戸兼書斎

 

三角形やRがついた間取りでも、なるべく無駄がなく使いやすい空間になるよう、ご提案しています。

★和室の押入を使いやすいクローゼットにリフォームした事例

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