「収納」の学びをはじめます!
先日、整理収納のセミナーに行ってきました。
今年は以前から気になっていた「収納」の世界に足をふみいれよう
と決めていたのです。
理由は二つ。
・ お客様で「物の多さ」でお困りの方が多いと感じること。
・ 私もまた生活者として収納の悩みをもっているから。
同じところに長く住んでいると、どうしたってどうしたって物は増えます。
収納扉の前にハンガーラックが置いてあったり
(もはや扉は『壁』のあつかいですね )
食器戸棚の扉の前にずらっと調味料が並んでいたり
(手前の浅いとこ、一番使いやすいんですよね~)
私もやってる!実家と同じ!
という愛すべき日本の風景なんですが…
我々は築30年をこえたマンションでのお仕事も多いのですが、ご年配の方ほど
お荷物が多く、片づけにとてもパワーと時間がかかります。
場合によっては離れたところに住む息子さん、娘さんが週末ごとにお手伝いに
来られる場合もあります。
まさに今日もこんな会話を聞きました。
(区の出張所で70才前後とおぼしきお二人が隣で話していた)
「(併設のリサイクル施設で)何かいいのあった?」
「ううん、もう物はできるだけ減らしていくのよー」
「そうよねー、おばあちゃん、おいくつになったっけ?」
「もう92!今んとこ一人で何とかできてるけど…」
!!ご自分の家のことでなく、ご実家のことらしいのです。
実家のかたづけはこれからも増える社会問題かもしれません。
一方もう少し若い世代。
共働きのお母さんが増えた印象があります。
かくいう私も同じですが働いていてもいなくても、小さい子供をかかえていたら
本当に時間がないですよね。
絶対量としての時間もそうですが、必要な時に時間がとれないことが
この時期の悩みであり、一番のストレス。
一刻も早くごはんを食べさせたいのに
「だっこ~」「あれ取って~」「おしっこ~」って、一向に取りかかれないじゃないか!
という日々ですよね。
家事の時間短縮、いわゆる「時短」が命題です。
ふり返れば私はその時期を「家の中をあきらめる」という荒業で乗り切った(?)
のですが、あきらめた家は本当に悲しいです。
悲しいので、どうにか自分が楽になるように、そして家族にもやさしく
できるようにと家を見つめてみると、
「家の使い勝手」 「収納の量と位置」にたどりついたのです。
家事って洗濯でも料理でも、モノを出してしまって、何百回もやってるんですから!
もちろんお仕事でプランを考えるときにはいつでも「動線」や「収納」は考えます。
でも、もう少しつっこんで皆さまの(そして自分の)悩みに応えられたらいいなと
ずっと考えておりました。
そんなわけで、気になる整理収納のセミナーのお話は次回!
Naomi.A