あたりまえの幸せ

台風や長雨で過ごしにくい日が多かった9月が終わってしばらく経ち、
やっと乾いた晴天の、過ごしやすい季節になりましたね。

まだ野菜の値段が落ち着いてこないのがナンですが・・・
農家のみなさんも懸命に生産されているはずで
感謝して作物をいただかなくてはと思います。

ふだん何気なく使っていてなくなると困るのが
「お湯」

ご年配のお客様から、給湯器の具合が悪くなったので修理か交換を頼みたい
とご連絡がありました。

築40年超のマンションで
屋内に給湯器が設置されています。

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伺ってみると、キッチン、洗面所、お風呂にお湯を送っている給湯器はかなり旧型で
修理では対応がむずかしそうでした。
リノベーションなどで配管をリニューアルする際に、屋内の給湯器をバルコニーに出すこともままありますが、
そこまでしない場合はやはり同じ場所で器具の交換工事ということになります。

このぐらいの築年数のマンションではよくある屋内設置式の給湯器。
下の階~上の階までダクトスペースが貫通し吹抜けになっている、
シャフトと呼ばれる空間に、各戸の給排気筒を通してあります。

屋内に大きな煙突室があるようなイメージでしょうか。

こうした設置条件に用いられるのは
密閉式燃焼器具であるFF式「強制給排気式」の給湯器です。
今回は器具の後方に排気筒が出ているFFB式「後方強制給排気式」の器具になります。

施工は東京ガスさんにお願いしました。
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さすが、ガスのプロ。
手際良く既存の給湯器を撤去し、慣れた手つきで部材を取り付けていきます。
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無事完了!

それぞれの場所からちゃんとあたたかいお湯が出るか試験をします。
「OK!」
数日にわたりお風呂に入れなかったお客様はようやく安堵の表情を浮かべられました。
暑くも寒くもない時期とはいえ、
ふだんあたり前のように金具をひねればお湯が出ていた生活が不自由になると
やはり心細いと言いますか・・・哀しくなりますよね。
さっそく今夜はたっぷりお湯を張った湯船に、肩まで浸かってくださいね

Yuka.I

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