マンションリノベ 既製洗面台はサイズで選べるグレードが変わります

洗面化粧台の幅はお宅によって色々。
幅60㎝ほどのコンパクトなものから、大人二人が立てる洗面台まで色々なパターンが考えられます。そして幅によって選べるグレードも変わるもの。

造作洗面台やセミオーダーなどを含めると選択肢は色々ありますが、今回は既製の洗面台の幅とグレードの関係についてお伝えします。


幅60㎝の洗面台

既製品の中でコンパクトで汎用性があるサイズは60㎝です。鏡と収納が付き、洗顔や歯磨き、掃除用品の洗い物など通常の使い方をするならこのサイズから。

これより小さい場合はサブの簡易手洗い用や壁掛けの洗面器から探すことになります。

賃貸物件もこのサイズが多いので、各メーカーから廉価な洗面台を選べます。色は白+2色程度の木目、収納は開き戸または片引出しなどが選べます。

デザインや収納のパターンはぐっと少ないですが必要十分な機能は備えています。

 

幅75㎝、90㎝

特にマンションでは洗面室のスペースに限りがあるので、このあたりが一般的に多いサイズです。75㎝以上なら中グレード~のシリーズが選べますので、扉の色や収納方法などバリエーションが広がります。

左右にキャビネットやトール収納を足せるのもこのグレードならでは。90㎝の洗面台に30㎝のトール収納を足して1m20㎝の間口にしたりと、色々なパターンで作れます。

このグレードの洗面台は、天板やボウルは人口大理石製との表記でも「不飽和ポリエステル系樹脂」。見た目は石よりややプラスチック感があります。

ただ水栓が壁から出ていたり(=蛇口に水垢がつきづらい)きめ細かい収納の工夫など、使い易さとお手入れ性が高いのが特徴です。

 

幅90㎝以上

100㎝の既製品があるシリーズもあります。

照明が三面鏡の間にスリットのように入ったこちらはPanasonicのシーラインシリーズ。

杉並区 リノベーション 洗面台 W1100

 


そして幅110㎝以上の洗面台。正面に広い一面の鏡が貼られ、サイドに埋めこみ式の収納がついたこんな形の洗面台。2000年前後に建てられたマンションでよく見かける形です。

空間が広く見えて、二人でも立てるところが魅力!このタイプの洗面を使われている方は高確率で同じ形を望まれます。

ただし大きいことで必然的に高グレードのシリーズから選ぶことになります。間口によってはオーダーにもなるため比較的高価になる事が多いです。

 

こちらはLIXILのルミシスシリーズ。マーブルな人口大理石の天板が美しいです。

1m20㎝のこちらはTOTOのエスクアで構成しました。

 

このグレードでの特徴は天板が石感のある人口大理石やデザインされた蛇口を選べ、サイズオーダーも可能。見た目もスタイリッシュで高級感があります。

照明やコンセント、水ハネ防止のタイルなどを建築工事で準備する必要がある場合は、+αでコストがかかってきます。

それでもこの解放感を味わうと、同じように広々使われたいのは分かります!

 


以上、既製品での幅と洗面台のグレードの関係を見て頂きました。

ご自身の洗面室にはどのくらいのサイズが入るのか、それによって選べる洗面台が変わりますので、参考にして頂ければ嬉しいです。

もちろんこの他にも造作洗面台なども造っているので、お好みにあわせてご相談下さいね。

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