練馬区マンションリフォーム 直張りフローリングの下地調整はレベラーで

マンションで床が直張りの場合は、下地が水平でないことがあります。
水平でなくて特に困るのはどんな場所かというと、上吊り引き戸が付くところの床です。
上吊り引き戸は、床に敷居がなくつながりのある空間が作れます。
上枠にレールがありランナーで吊られ、床面にはマグネットでピョコっと出てくるガイドピンが付きます。
このガイドピンが、床が水平でないと出てこなくなり、不具合が生じます。

床の不陸を確認

床に合板を置いてみたところ、矢印のあたりが周囲より5ミリ以上低いことが判明。
ちょうどこのあたりにガイドピンがくるので、床のレベルを調整する必要が出ました。

床にレベラーを流す 床にレベラー

既存の直張りフローリングを剥がしてきれいに清掃した床面に、まずはプライマー(レベラーの気泡の発生を抑えたり接着力を強化する役割がある)を塗布し、しっかり乾燥させてからレベラーを流します。
レベラーはとても流動性が高く、材料自らが平らになることで平滑な下地をつくることができます。

上吊り引き戸は、上述のとおり、開けたときに隣り合った部屋につながりを持たせることができるので、お客様が同じ引戸なら敷居のない上吊り引き戸にしたい!とリクエストされることが多いです。
直張りフローリングの床の場合は、採用するためにこうした下地処理が必要になることがほとんど。
厳密に四角四面な空間はないので、経験上どうしたらリクエストに応えられるか、現場では考慮しつつ施工していきます。

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