練馬区リノベ インナーサッシ取り付けのため付け枠を施工しました
練馬区のマンションリノベーション現場。以前ご両親が住んでいた部屋にお嬢様夫婦が入居することになり、しばらく貸していたお部屋をリノベーションすることになりました。
1階ということもあり、以前感じていらした寒さを軽減するためにインナーサッシを取り付けることになりました。今回はLIXILのインプラスを採用します。
リビングのバルコニーに面した大きな窓にはカーテンボックスも付いていました。
元々の窓枠。インナーサッシをつけるためには約7㎝の奥行が必要ですが、こちらは5㎝弱しかありませんでした。
そういう場合は「付け枠」が必要になります。既存の枠に3㎝ほどを付け足す場合もあれば、今回のように枠ごと新しくする場合があります。
バルコニーに出る大きな窓を「掃き出し窓」などと呼ぶこともあります。昔は縁側の大きな窓からホウキでほこりを掃き出していたからでしょう。
でもこちらは掃き出せないタイプで、サッシの足元が床から上がっていました。
その場合は付け枠だけでは強度が足りません。毎日洗濯物を干す時に踏む場所なので、枠を足すだけでなく補強を施しました。
下の付け枠は床までしっかり下地を造ります。
完成!補強のために窓の周囲の壁が厚くなりましたが、頭上にあったカーテンボックスを取って露出のカーテンレールにしたことで圧迫感もありません。
窓を二重にすることで寒さ対策になり、外からの音も軽減されます。白いサッシでリビングも明るく広く見えるようになりました。