練馬区マンションリノベ Panasonicの既製品ドアを選びました

リノベーションを計画する際に、住まいの印象を決めるアイテムのひとつが「ドア」です。
私たちは業務上「建具」と呼ぶことが多いです。

弊社ではプランで既製品の建具(Panasonic)をご提案することが多いのですが、なぜならば、
①メーカーの定価があり見積上お値引きしやすいから
②工場生産品として製品の安定性があるから
③面材などの色柄・デザインも豊富で、フルオーダーしなくても施主の好みに近づけやすいから
などの理由があるからです。

スケルトンリフォーム=リノベーションでは、間取りもゼロベースから設計するので、建具もまずは基本サイズのものをフィットできるように考えます。メーカーの用意している基本サイズの物が当てはまれば、価格も抑えられます。
逆を言えば、既製品の建具でも、サイズの特注はミリ単位で可能です。
躯体や梁の関係で高さがどうしても入らないなんてことは茶飯事。

特注対応できること↓

開き戸変更可能箇所 引き戸変更可能箇所

Panasonicインテリア建材総合カタログより

このように、サイズ以外にもお好みに応じてセミオーダーが可能です。
製品代は基本価格に何割か加算されます。
たとえばクローゼット折れ戸を例にすると、

収納折れ戸つり込み前

収納折れ戸つり込み後

この折れ戸の高さを天井までぴったりにすると、サイズオーダー代がかかるわけです。
(Panasonicの場合で基本価格の35%アップ)
この程度の下がり壁があっても物の出し入れに不自由することはほとんどありませんから、わざわざコストをかけて天井までぴったりサイズに特注する必要はないので基本サイズで納めました。

また、既製品のドアは、ドア枠とセットになっています。
枠は大工さんに造ってもらって、ドア本体だけメーカー品、ではありません。
ドアとドア枠の組み合わせで出荷されます。
現場に間仕切壁が立ってくると先にほしいのは枠なので、枠を先に納品してもらうことが多く、ドア本体は、内装工事も済んだ頃に吊りこまれます。
早く吊りこむと傷つかないように養生が必要ですし、職人の仕事の邪魔にもなります。

何十年も前は高価で見積しづらかった既製品のドア。
現在は非常におすすめしやすい製品となっています。

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