練馬区リノベ 建具(ドア)工事には序盤から終盤まで神経を使います
木工事が始まり、墨出し(実際の現場に壁の位置を描いていく工程)が終わると壁の下地を立て始めます。
壁の下地は最近では木ではなくスタッドと呼ばれる鋼製の素材を使います。軽量鉄骨(我々はケイテン、と呼ぶ事もあります)とも言います。
その頃には現場にはドア枠が搬入されています。3LDKの住宅ですと10ヶ所以上のドアや収納扉を使うことが多いので、現場にはたくさんの資材が届きます。
大工さんがスムーズに作業を進められるよう、監督が分かりやすいように部屋名を書いておきます。
今回使うのはPanasonicのベリティスシリーズ。
同じく早めに必要な資材としては玄関框がありますね。
開き戸だったり、引戸だったり。
段差がある場所ではサイズ選定にひと手間があったり、大工さんが腕を振るっていたり。
枠が付いたら、その後の工程で傷を付けないようにすかさず養生をします。
あれ、扉は?と思われるかも知れませんが、工事の序盤で扉を吊るしてしまうと邪魔ですし傷も付けたくないので、時差で搬入してもらいます。
やっと吊ったと思ったら、内装を貼るために脱着することもあります。
扉ひとつ取っても、お引渡しまで時間と手間をかけながら工事は進んでゆきます!
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