工程も大工工事がはけて仕上げの方に差し掛かってくると、塗装屋やクロス屋の登場となります。
クロスが張られてからでは塗装しづらいので、塗装の方が先に入ることになります。

塗装にしても、クロスにしても、いきなり着色いきなり新しいクロスを張ってゆくわけではなく・・・
下地作りが工程の最初になります。
大工が新しく作った天井や壁であっても、ボードの継ぎ目などが新たに張ったビニルクロスに影響して凸凹になっては美しくありません。
なのでクロス職人は、下地処理に時間をかけるのです。

画像で天井や壁に白く塗られているのが下地の「パテ」です。
粉を水で溶いたもので、これからクロスを張る箇所が平滑になるように丁寧に塗っていきます。
住みながらの内装リフォームでもこの工程はあります。
乾いた粉が出る作業はかなり埃っぽくなるので、家具などにカバーを掛ける養生は必須です。