築25年前後の洗面室リフォーム ゆったり洗面台+サイド埋込収納
マスターアートでは様々な年代のマンションのリフォーム・リノベーションを行っています。多くのマンションに伺うので、築年数によって間取りや仕様に流行りがあることを感じます。
例えば洗面室。築40年以上では洗面台が小さかったり、幅が広くても収納が多いお宅がよく見られます。
ですが1990年前後に建てられたマンションさんに多いのが、この形。
洗面台幅が1m~1.2mほどのゆったりサイズで、正面は大きな一面鏡。二人並んで身支度出来そうですし、部屋も広く見えます。そのためか、ほとんどのお客様が今までと同じ形でのリニューアルを望まれます。
「75㎝の洗面台+30㎝のトール収納」などで収納力をアップすることも出来るのにです。
そこで今回は幅の広い洗面台+一面鏡+サイドの埋込収納の事例をご紹介致します!
既存洗面台 + Panasonicの埋込収納 + 照明交換
BEFORE ⇒ AFTERの様子
こちらは築25年ほどのマンション。洗面キャビネットはきれいにお使いでしたので再利用し、黄ばみが気になるサイドの埋込収納を新しくしました。Panasonicの埋込収納を採用しています。
鏡の上に箱型の大きな照明が付いていましたが、そちらを撤去して軽やかな壁付きのブラケットライトに交換。空間がさらに明るく広く感じられるようになりました。
ちなみに構造はこうなっています。埋込収納を外すと四角い穴が開いていて、鋼製の間柱が見えていますね。この穴を広げるには工事が大がかりになって工期が伸びてしまうので、同サイズもしくは小さいサイズの収納を選定します。
LIXILのルミシス + Panasonicの埋込収納
BEFORE ⇒ AFTER
リフォーム当時、約築20年だったこちらのお宅では洗面台も交換されました。こちらに合う幅の既製サイズがなかったので、オーダーが可能なLIXILのルミシスを選定。高級感のある人口大理石の天板が素敵です。サイド収納は、ほぼ同サイズだったPanasonicの製品です。
既製洗面台 + アイカの埋込収納
BEFORE ⇒ AFTER
こちらも築25年のマンション。元の埋込収納は扉付きでしたが、扉は不要との事でしたのでオープンタイプをセレクトしました。アイカというメーカーの製品です。小さなパイプとS字フックもついて何かと便利そうです。
TOTO エスクア + KAWAJUNの埋込収納
こちらは築約20年のマンション。1.1mの幅の洗面台はTOTOのエスクアというシリーズです。収納が多い方が良いとの事で、正面は三面鏡です。
壁にはカワジュンというメーカーの埋込収納を合わせました。リノベーションだったので大きさも自由に選べまますし、三面鏡が開く時に邪魔にならない場所に設置しました。乳白色の扉で上品な雰囲気です。
以上、共通して言えることは
・短期のリフォームでは選べる埋込収納の種類が限られる
・洗面台が1mを超えると必然的にグレードの高い洗面台になる(中グレードには90㎝以上の洗面台がないため)
でしょうか?約25年前は、水廻りがゆったり配置されるようになった時代かも知れませんね。
マスターアートでは築年数やお好みに合わせたリニューアルをご提案しています!
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