桜の開花もじき

梅の花の香りを追いかけるように、沈丁花が咲き誇り、清々しい香りを漂わせています。
春を感じるのはうれしいですが、花粉症でない私も、ここ数日はさすがにめちゃくちゃ目が痒いです
抵抗力を落とさないため、疲労をためないように心がけねば。

先週からリフォーム工事が着工しているK様邸では大工さんの仕事が進行中。
ご高齢のご両親様が住んできた、いわゆるご実家に息子さんが戻られ、一緒にお住まいになるためのリフォームです。
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洋室2間をワンルームにして、息子さんのお部屋に。
ウォークインクローゼットを設け、衣類はそこに集約予定。
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宅内の給排水管の更新は数年前に完了しているので、間取り変更と収納の変更、内装工事が主な工事内容です。
それでもお荷物はコンテナに預け、ご両親様は約ひと月の工事期間中、仮住まいしていただいております。

この、お荷物問題が、リフォームをする際の最初にして最大の難関。

長年にわたり物は増え、溜まり、独立したお子さんの物も置きっぱなし。
K様ご夫妻も、おふたりで家中の荷物を整理・処分・荷詰めができるのかたいへん心配されていました。

もちろん息子さんもお手伝いしてくださいますが、お勤めもあるので、休日に限られます。
ふだん弊社がお客様にご紹介している引っ越し業者さんは、オプションで女性スタッフを派遣して荷造りを担ってくれます。
K様の奥様も手を借りることで、負担を減らすことができました。
その引っ越し業者さんがコンテナも持っているので、自宅からコンテナまでの家財道具の移動ならびに保管、リフォーム後の荷物の戻しをしてくれるわけです。
ちなみにコンテナ保管料は無料です。
仮住まい先に運ぶものがある場合には、その移動ももちろんしてくれます。

家の中にあるものを整理しまとめるには、要るものと要らないものを分別することから始まりますが、これが持久力・精神力のいるもっともしんどいところです。
ご家族でなければ、家の中のモノへのジャッジはできません。
でも、重い腰を上げて、そこを乗り切った方から、きれいに生まれ変わったお部屋を手に入れ、結果として身辺もすっきりし、新しい生活を始められるということを、私たちはたくさん見てきました。

ご年配のご夫妻にとって、晩年に行うリフォームはハードルの高いプロジェクトに違いないですが「やめときゃよかった」というお声はこれまで一度も聞いたことがありません。
「たいへんだったけど、準備しているときは途方に暮れたけど、やっぱり思い切ってやってよかった!」というお声は幾度も聞きました。

私たちはご相談をいただいたときから、お引渡しまで、お客様に伴走しながらリフォームを成功に導きます。
お引渡し後も、家というものは月日の経過とともに新たな問題が出たりするものです。
そんなとき、たとえ細かなことでも安心してご相談いただけるよう、お客様にとって身近な存在でありたいと願っています。

K様ご一家が生まれ変わったお住まいに戻られたとき、達成感と安堵感で満たされるように、完成まで気を抜かず仕上げてゆきます!
楽しみにしていてくださいね!

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