練馬区リノベ 造作枠やドアの木の塗装色はお施主様立ち合いで決定
練馬区でリノベーションをしたT様邸は、造作の枠と扉で構成する空間です。
既製品は枠も扉もシート材で仕上がった状態で納品されますが、造作の場合は大工工事のあとに塗装の工程が待っています。
こちらはラワン材で造った引戸の枠で、まだ「素」の木の状態です。ここがどんな色になるかによって、部屋の印象は変わるものです。
今回は塗装工事の初日にお施主様に立ち会っていただき、一緒に色を決めていきました。
そのため現場にこの様なサンプルを準備しました。「枠」「ドア」「室内窓」など部位が書かれていますが、それぞれ樹種が違います。
枠はラワン材、飾りのないフラッシュ扉はメラピー、リビングのドアはパイン材etc.。同じ塗料を塗っても樹種によって色の出方や表情が変わります。
木材は市場から卸商社を経てやってきますが、同じラワン材でも赤味が強いもの、目が粗い物、色の濃淡の強さ…と個体差があり、ひとつとして同じものがない「生き物」です。ある程度のご希望はお聞きした上で、どんな木がやってくるかが分からないことをご納得頂き、T様にも「それも味なので」とおっしゃって頂きました。
調色スタート!毎回思いますが、調色するためにはたくさんの塗料とスペースが必要です。
今回は塗料を2種類に絞った上で色を確認していきました。同じ塗料でも希釈を変えるとだいぶ雰囲気が変わるものです。
塗装屋さんが作ったサンプルをたたき台にして相談していきます。ラワンの赤味を生かした色か、床材のオークに寄せた黄味の強い方か…悩むところです!
最終的に「これで行きましょう!」と決定しました。
今回使ったのはOSCL(オイルステイン、クリアラッカー)という塗料。ペンキのように木目を隠すのではなく、木目を生かして色が木に吸い込んでいく材料です。それに保護のクリアラッカーを重ねます。クリアラッカーも半ツヤ、3分ツヤ、など好みにあわせて仕上げを変えられます。
実際に枠をひとつ塗ってもらって最終確認しました。
今回は枠だけでなく扉、棚、天井と塗装の面積が広いので、いつもより工程を長く取っています。完成まで少しどきどきしつつ、とても楽しみな工程です。
![]() |
![]() |






-3.png)
2.png)



2.png)


