練馬区リノベーション 壁厚を利用してエアコン配管を隠ぺいにしました
練馬区のA様邸では廊下をはさんだ二つの個室にエアコンが設置してありました。
洋室1の工事前の様子。この部屋の分だけでなく洋室2の配管と合流させて足元のダクト孔に向かっていました(左側からも配管が来ていますね)。
洋室2を見てみると、ダクトは右側に抜けていますがドレン水を逃がすための細いパイプのみ下に向かっています。
この二つの部屋は共用廊下に面していますが、室外機置場は玄関をはさんで片側にしかありません。そのためエアコンダクトは廊下の天井ウラを横切って洋室2から洋室1へ合流させています。でも水は低い方にしか流れませんから、ドレン水だけはこの部屋から外に排出しているのでした。
ところで今回は洋室に二重サッシ(インナーサッシ)を計画していました。インナーサッシを施工するには窓枠の奥行が足りないので、壁をふかします。そこでせっかく壁が厚くなるのであれば、エアコンダクトを内部に入れてスッキリさせよう!ということに。こういった改良の変更は現場の途中で行うことがあります。
エアコン2台分の配管を合流させて…
厚くする壁の内側に隠してしまいます。
合流部分もきれいに納めるためにボックスを造りました。
洋室2のAFTER。
洋室1のAFTER。
どちらもすっきり納まりました!今回のようにイレギュラーな納まりの場合、家電量販店さんでエアコンの施工をしてもらえない場合があります。そんな場合はマスターアートで購入~設置までおまかせ頂ければと思います。