杉並区リノベ クローゼット扉にPanasonicの3枚連動引戸を採用
杉並区でリノベーション中のT様邸。主寝室にはベッドの正面に大きなクローゼットを設けました。
クローゼットの扉とベッドの間は約70㎝になる予定で、そこはテラスへの通路にもなります。
そんな配置の時によく採用するのがPanasonicの3枚連動引戸。メリットが多いのでマスターアートではよく使っています。
開き戸は、開ける時に手前に扉が大きく出っ張ります。手前に何か物があると扉が開きません。
また折戸は開口は広いのですが、折りたたみの扉分、左右にデッドスペースが出来がちです。プラケースなどの引出し収納は、扉をよけて置く必要があるのです。
その点、引戸なら開けた時に扉が手前に出っ張らず、端まで有効に使えます。
開けっ放しでも邪魔になりませんし、手前にちょっとくらい物があっても開閉できます。
幅の狭い部屋や、扉の近くまで家具が置かれる場合にとてもおすすめです。
3本のレールなので、どちらか片側に扉を寄せれば全長の2/3が大きく開き、中を広く見渡せます。棚にするかパイプにするか、使い勝手を考えて内部の構成を決めていきます。
メリットもあればデメリットもあります。
開き戸や折戸は枠の奥行は9㎝程度で収まるのですが、3枚連動は12㎝ほど必要です。その分、壁も厚くなります。
また折戸なら扉の面がまっすぐ平らに揃いますが、引き戸は当然ながら段違いとなり、見た目に凹凸があります。ちなみに同じ大きさであれば、3枚連動の方が1.5倍ほどコストがアップします。
見た目がスッキリ美しいのは折戸でしょうか?
収納扉ひとつ取っても選択肢は色々あります。マスターアートではそれぞれのメリット、デメリットを考慮しつつ、お部屋の形や生活スタイルに合ったものをご提案しています。