T様邸リノベ エピソード⑦

エピソードをのんびり綴っているうちに梅雨入りしました。
新型コロナウィルス感染症拡大予防のための緊急事態宣言が解除されてから世の中が少しずつ動き始めましたね。
県境を超えての移動も緩和されたようです。
それでもコロナありきの暮らしは長期戦・・・。
梅雨のジメジメ、その先の夏の暑さとの闘いが待っていますが、少しでも楽しいことを見つけて乗り越えていきたいと思います。

T様邸、キッチンの設置の様子。

長くお使いになるものなので、奥様は何度もショールームに足を運んで納得されるまで吟味し決定されました。
採用になったのはLIXILのリシェルSIです。
天板のセラミックトップは非常に堅牢な素材。落ち着きのあるカルムベージュを選ばれました。
壁面は鏡面でないマットなキッチンパネルを張ったので、近くに窓があっても外が映り込まず快適です。

当初は吊戸棚は設けないプランだったのですが、これまでお使いのキッチンには吊戸棚があり収納量が確保されていたので、大きな梁の横にひとつでもあった方が・・と調味料などが目の前の使いやすい位置に収納できるクイックポケット付きの吊戸棚を付けました。

また、ダイニングとのあいだに間仕切りカウンターを設け、キッチン側からはポケットを、ダイニング側からはマガジンラックをつけました。
このような細部を造作するのもリフォームの醍醐味と言えます。
配膳に便利な集成材のカウンターはキッチンのカウンターと同系色にしました。

そして、洗面脱衣室にあった洗濯機置き場をキッチンゾーンに移動、洗濯機上に既製品のランドリーラックを取付け、スライド式のちょい干しバーが便利なコーナーに。

洗濯機の上に扉付きの吊戸をつけることは多かったですが、こんな風にオープンのラックでも使い勝手は良さそう。
LDからはちょうど柱の陰でランドリーコーナーが見えず、すぐ横のサッシからルーフバルコニーに出入りできるのも便利です。

つづく

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