築50年そのままだった部屋を女性が暮らしやすい住まいに再生

親族からゆずり受けた築50年のお部屋。
女性が暮らしやすい間取りと設備にリニューアル

CGパースやショールーム同行で不安を払拭、イメージを膨らませて

もともと大叔母様が住まれていた48㎡のお部屋を譲りうけられたH様。

築50年近いマンションですが、駅近で管理体制も良いマンションです。共用部がきちんとメンテナンスされているマンションは躯体も長持ちしやすく、長く住み続けられるかの指標になります。

一方お部屋の中は大きく手を入れたことがなく、ほぼ建築当初のまま。こういうお部屋こそ生まれ変わった後は見違えるものです。

H様のご希望は、2LDKだけど間仕切り戸を開ければ1LDKになるような間取り。今までも40㎡台のお部屋をいくつか再生してきた私たち。収納、設備、インテリアなど、女性が心地よく暮らせることを意識して計画しました。

リノベーション前は少し不安な様子でしたが、CGパースをご覧頂いたり、ショールームにご一緒することでイメージを膨らませて頂きました。

間取り変更で使いやすさと収納力をUPした水回り

今までは玄関を開けるとすぐ生活空間が見えていました。その他にも脱衣室のない浴室や、キッチンの脇に置いてあった洗面台など、女性の暮らしにはそぐわない間取りでした。

そこで洗面脱衣室をつくり、洗濯機置き場、トイレに収納も設けました。古いマンションは水回りの配置を大きく変えない方が良いので、配管にも考慮しています。
それぞれの設備はベーシックなものを選ぶことでコストも調整しています。

水回りの快適さと共に大切なのが収納。一部屋はゲストルームでもあるので、布団がしまえる巾の収納を設け、寝室側にもクローゼットをつくっています。
内装には無垢のフローリングや温かみのある木目を使い、H様の雰囲気に合ったやさしい表情のお部屋となりました。

親族からお部屋をゆずり受ける事例は今後も増えると思いますが、リノベーションで可能性が広がります。

リノベーション フォトギャラリー


工事データ

中古マンション+リノベーション

面積
48㎡
工事費
670万円
工期
2.5ヵ月
エリア
東京都 練馬区
施工
2022年1月


マンションリノベーション施工例