追い焚き付きです
金木犀の花がだいだい色の絨毯を敷いたように散り始め、
秋の歩みも早まったと感じたのもつかの間、、、
台風の影響か、10月と思えない気温の日があって
なかなか夏服を片付けられないですね・・・
現在施工中のリフォーム現場で、お風呂の追い焚き配管が
その姿をあらわにしていたので激写してみました
M様邸は以前は追い焚きのできないお風呂でしたが、
今回のリフォームで追い焚き付き給湯器に交換され、
お湯の沸かし直しができるようになります。
↑マンションの場合は、配管はこんなふうに床下を這っています。
こちらの築40年近いマンションは、当初から配管用のピット(溝)があって
リフォームの際の配管やり替えは比較的やりやすいと言えますが、
配管がモルタルで埋められている場合もあるので、掘り返すこともあります。
コンクリート躯体の上に、軽石のように軽い軽量コンクリートが盛られていて
(写真で見えているのもそうです)
掘るのはその部分なので、けっして躯体を傷つけるのではありません。
↑1枚目の写真とは逆方向から見たところ。
白いのが追い焚き用の配管です。
青いのが給水配管、赤いのが給湯配管。
↑左側が浴室になります(ユニットバス設置前)。
真ん中が洗面室の入口ドアの枠なので、ちょうど廊下と洗面室の間仕切り壁を境に見ています。
奥の方が給湯器のあるバルコニー。
お風呂のリモコンで追い焚きスイッチを押せば、お湯は配管の中を行ったり来たり。
マンションにより様々ですが、外にある給湯器とは
こんなふうに配管が嵌め殺し(開閉しない)サッシのアルミ枠を貫通して結ばれています。
ちなみにサッシもマンションでは共用部ですから、むやみに新しい穴は開けられません。
こちらのマンションでは、元々室内にあった給湯器を外に出してもいいと管理規約が変わったときにこの形でもって許されたようです。
家族が続けて入浴するならば、
バスタブ自体に魔法瓶のような保温効果のあるお風呂もありますし、
冷めたら高温のお湯を足し湯すれば十分、と
家族構成や生活ペースによって追い焚きの有無はニーズが分かれます。
湯船で温まるお湯を大切に考える日本ならでは、の機能でしょうね。
まだまだ汗を流すための入浴となる今日この頃ですが、
冬は手足の蓄熱のためにお風呂が欠かせません。
熱があるときもお風呂に入って洗髪もして熱を下げるワタクシ。。。
「ありがとう!お湯!!」な毎日です。
Yuka.I