練馬区リフォーム 浴室の開き戸をアタッチメント工法で折戸に変更
練馬区のマンションで、ユニットバスのドアを開き戸から折戸に交換しました。
そもそもユニットバスの入口には、開き戸と折戸があります。
開き戸は1枚物の扉。対して折戸は扉が真ん中で半分に折れる形です。
TOTOやLIXILなどの主要メーカーでは、基本プランは折戸になっており、開き戸にするには多少のオプション金額が発生します。見た目も1枚の方がスッキリしますし、掃除の観点からも凹凸が少ないのは開き戸。
にもかかわらず、今回は開き戸を折戸にされたいというご要望でした。その理由は介護用のイスが入らないため。
浴室ドアは水滴が外に落ちないように内開きなので、どうしてもドアが椅子に当たってしまうのです。その点折戸は半分に折れるので、開閉の軌跡がコンパクト。
それでは交換の様子を見て頂きます!
まずは既存のドアを外します。今回は「アタッチメント工法」での交換。アタッチメント工法とは、既存の枠の上に新しい枠をかぶせる工法で、その点では「カバー工法」と同じですが、アタッチメント工法の方が枠が薄く、ドアの足元にほとんど段差が出来ません。
下枠。かすかな不陸はスペーサーを使って調整します。
スキマを埋めるためのバックアップ剤を四方に廻し…
コーキング材を充填。キレイにならしてから養生を取ります。
折戸になりました!周囲のコーキングが固まるまでご使用は控えて頂きますが、明日からお使い頂けます。
今回はハウステック製のユニットバスにLIXILのドアを設置しました。ちなみに近年は折戸もぐっとお手入れが楽になり見た目もスッキリしています。パッキンや通気ガラリをなくすなど、メーカーによる工夫がこらされているのです。将来的に介護が視野に入る場合は折戸を選んでも良いかも知れませんね。
もし開き戸をも折戸にされたい場合は今回のような方法もありますので、ご相談下さいね。
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