練馬区リノベーションで築49年のマンションを孫世帯に引き継ぐ

環境、耐震性、管理の良さを兼ね備えたマンションは価値が落ちることがありません

新しい住まい手は若いご夫婦。住まいの性能を上げつつ収納も確保

練馬区のマンションでリノベーションを行いました。
こちらのマンションは築49年ながら耐震基準適合証明書を取られていて、新耐震基準を満たしています。81㎡という広さも新しいマンションにない大きな魅力！さらに公園も隣接するゆったりとした敷地配置と、管理の良さで価値の落ちない人気のマンションです。

こうしたマンションは空き部屋が出ると若い方が購入するなどして、マンションとしての新陳代謝が適切に行われています。またお子さんやお孫さんにお部屋を引き継ぐ形も非常に多いのが特徴です。
今回のＳ様邸も、元々所有されていた祖父母の代からご両親へ、そしてご結婚を機にご入居することになったお孫さんご夫婦へとバトンが渡されました。

リノベーションの良さを最大限発揮できるのがこういったマンションです。

将来の家族構成の変化にも対応するプレーンな間取りに、細やかな工夫をプラス

大きく間取りを変えることも可能ですが、今回は当初の3LDKをそのままにリノベーションを行いました。将来の家族構成の変化や、もしも売却などがあった際にも対応しやすい間取りです。

まずはキッチン内にあった給湯器をバルコニーに移設し、お風呂の追い焚きを可能に。一番の要でもある配管更新を行い、北側の壁に断熱材を入れるなど見えない部分の性能を高めます。
キッチンはＴＯＴＯ製。独立型の間取りを生かして背面収納も設け、ゴミ箱置き場も確保しました。その他の水回りの設備もショールームに足を運び、確認しながら選定しました。
寝室に室内物干し用のバーを設けたり、各部屋にピクチャーレールやフックを設けるなど、細やかな工夫も散りばめられています。

プレーンな間取りと質の良い設備を使ったＳ様ご夫妻らしい落ち着いた住まいとなりました。