練馬区の築30年のマンションでリノベーション工事が始まりました。
こちらのマンションは、床が直張りのため、フローリングを張り替えるには現状の床材をきれいに剥がす必要があります。
これが・・・解体工事の苦労ポイントとなります。

直張りというと、一般的には遮音（防音）フローリングであり、床板の裏面に遮音の為のクッション材（ラバー材）がついています。
その裏面の材がコンクリートの床に接着剤でしっかり張られているので、ベリベリと剥がしていっても接着剤とともに残ってしまうわけです。

下地がこんな風にガタガタでは、上から新しい床材を張ることはできません。
なので、時間はかかりますが、根気よく丁寧に撤去していきます。
そんな時に役立つのが、工具。
ドライバーにも手動のドライバーと電動ドライバーがあるように、剥がすための工具にも電動スクレーパーがあります。

作業の効率性を考えたら、こうした工具に頼るしかないですよね。
やっときれいになった床がこちら。

きれいさっぱり！！
スベスベと触ってみたくなるようなコンクリ躯体のお肌になりました。
これなら、この後大工が設計図を現場に書きこんでゆく「墨出し」がスムーズにいきます！

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