リノベーションの醍醐味

私がいま住んでいるのは、築40年に手が届こうかという年季の入ったマンション
です。

先日、日曜日に近くの公園でこどもを遊ばせていたら、同じマンションで
オープンルームをやっていました。
ある部屋が空いて、それを不動産屋さんが買って改装をしたのちに再販…
という形です。

思わず一緒にいたママ友と子供を見合いっこして、見学させていただきました

ちなみに「こんなお部屋を造ることができます!」を見てもらう内覧会は
同業者の見学はタブーですが、「お部屋を買いませんか?」の方は
そこはなにせ私も住人ですし!
何なら棟内の住み替え(意外と多いんですよ)も視野に、のぞいています。

そのとき公園に居合わせた数人のママさんが全員見学していて、これまた
公園でコスパ(コストパフォーマンス)の良しあしについて討論!
なのですから不動産屋さんはオープンルームのそばの公園に張っていると、
生の声が聴けるかもしれません(笑)

でも私も考えてしまいました。

こうして買取再販の業者さんがキレイにして再販するのも『リノベーション』と
呼ぶ昨今…

わたしたちがお仕事にしている『中古を買ってリノベーション』あるいは
『住んでる家をリノベーション』との違いって何だろう?

そして思いました。
それを一番知っているのは、お客様だろうな…と。

先日、去年リノベーションさせていただいたお宅に半年ぶりくらいで伺って
念願の竣工写真を撮らせていただきました。
(カメラマンさんのお写真はHPにアップするのをどうぞお楽しみに!)

その時にいただいた言葉、

「リフォームして、私(奥様)がストレスから解放されたこと、そのことで
家がうまく回ったことが一番良かったねと主人は言ってくれてます」

うう~ん、素晴らしい!
私も主婦だから、分かりすぎるくらいに分かります。

私のイライラが子供に伝わり、私の疲れが夕飯のおかずを一品減らし、
部屋を汚くするという悪循環(私だけかな?)

このスパイラルから抜け出るのは本当に大変。
逆に言えば、私に余裕があればちょっとのことでイライラと怒鳴ることもなく、
部屋も整い、食事もバランスが取れ、風邪もひきにくくなり…!?

家ばかりに期待してはいけないかも知れませんが、「家が心地よい」ことが
どんなに大切か。

ちなみにお客様はお子様の受験を経験されたのですが、塾や学校関係の
書類の整理も楽で、家事がスムーズになったことによって「母」のストレスが
ないことが良かったとおっしゃっていました。

たとえばこんな工夫もその一役に買っていたでしょうか…?

↓洗面脱衣室の収納
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↓開けるとスチールの引出しが。家族5人分の下着を入れられます。
下部は脱衣したものを入れるカゴを置きたいのであえてOPENにしました。
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公園での熱意を見て思いました。
女性は「暮らす」ことにあんなにも興味深々なんですから、私を含めた世の奥様方、
だけでなく老若男女の方々、もっと自分を大切にして、暮らしを快適にしてみませんか?

Naomi.A