練馬区築50年のマンションで防音室をつくりました

マンションでピアノなどの楽器を弾くという方にとっては、防音室があればどんなにいいだろう!と思いますよね。
お子様が独立されて空室になったお部屋で気兼ねなくピアノの練習をしたい・・・今回はそんな願いをかなえるべく、防音室を造っていきます。

着工前のお部屋の様子はこんな感じでした。
防音室着工前

このお部屋の、床・壁・天井に防音建材を施し、窓は内窓を設置して二重窓にしていきます。

防音建材下地軸組み

吸音ウール

防音室施工中

防音建材として採用したのは、大建工業の吸音ウール、遮音パネル、防音床下地材など。
ヤマハの防音室を部屋の中に置くことも考えたそうですが、コストの面でこちらの方法を選ばれました。

大建オトユカベース

制振マット敷設

黒いのは、床に敷設していく専用制振マット。
専用下地パネルと組み合わせながら階下に音が響くのを防ぎます。
既存床面の上に置いていくため、部屋の床は廊下より数センチ上がります。

防音室床上がり

ドアも鉛入りの防音ドアで、閉めるとドア下の隙間をシャットアウトする金具が下りて気密性を高めてくれる優れもの!建具屋にオーダーして納めました。

防音室完成

防音室完工

アップライトピアノが入り、一見、普通の洋室ですが、実は防音室!の図。
防音建材でぐるっと囲ってもこの広さがあれば、他の楽器とアンサンブルもできちゃいますね!
また、仕事に集中できる在宅ワークルームとしても活用できそうです。
ぜひ日常を音楽で彩っていただければと思います!

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